ノック練習ばバリエーションをつけよう

ノック練習をしっかりやっていますか?実際のバトミントンの試合でのショットを仮定して、本番で使えるようにするのがノック練習。

 

有効な練習方法ですが、バリエーションつけることが必要です。例えば、基本の斜めの動きを鍛えるとした場合、バック前からフォア奥までの長い距離から、センターからネット前、センターからラウンドなど、様々です。

 

更に状況によっても後ろからストレートのクリアとクロスカットで動かされるのか、前からストレートのロブとクロスネットでくるのか色々あります。

 

フォア奥が弱い選手といっても、ラウンドからのストレートで攻撃されると弱いジュニア選手もいれば、バック側からのストレートからのアタックロブに上手く対応できないジュニア選手もいるでしょう。

 

同じエリアのシャトルでも、どこから出されたかによってその選手の課題も異なってきます。その為、ノック練習で球を出すフィーダーは、一人ひとりのプレーの弱点である課題に合わせて球を出す位置だったり、コースを決めて行いましょう。

 

@フォア奥からバック前
Aラウンドからフォア前
Bフォアのクロスネットかららうんどへのストレートロブ
Cバックのクロスネットフォア奥へのストレートロブ

 

などのコースから球を出し、フィーダーに返球するようにします。ノック練習のポイントしては、自分の体のから遠いところに飛んできた球もコントロールできるようにすること。

 

また、チームによってはコートの数が少ないようなら、たくさんの子供が練習出来るノックをする為に反面使用して効率よく行うといいでしょう。

 

多くのオリンピック、世界選手権を排出し、若葉カップ3連覇という輝かしい成績を持つジュニアクラブの強豪である小平ジュニアも、多くの指導者が抱えている練習場所などの同じ悩みがあるようです。

 

決まった場所がないために、小平市内を中心としたいくつかの小学校を転々としながら練習をしているとのこと。

 

練習メニューのいくつかある中から、練習場所に合わせて選択し、コートではノックやパターンといった動く練習をやり、コート脇では壁打ちや細かな技術練習などを行っています。

 

このようにすれば、全員がたくさんのシャトルを打つことが出来ます。いずれにしても、強豪クラブというのは練習メニューやそのやり方を工夫をして、効率よく練習しています。

 

コートが使えなくても、周りを見渡せば廊下や壁、グラウンドなど、利用できるところがある筈です。練習の環境はすぐに変えられませんが、アイデアを出し合って良い練習をしていきましょう。

 

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