基本のグリップの握り方

バトミントンの基本は、イースタングリップを正しく身につけることから始まります。何故かというと、速く飛んでくるシャトルを打つ為には、ラケット面を操作する必要があるからです。

 

そんなイースタングリップの握り方のコツは、小指と薬指でV字が出来るようにラケットを握り、残りの3本の指は軽く添える程度にすることです。

 

実際に上手な選手は、手首を返したり指先を使い瞬時に手の中でグリップを操り、ラケット面の向きを変えたり、長くや短く持ったりしています。
これが色々な球を打ち分けられる理由です。

 

また、ラケットを寝かせた状態で、ちょうどハエ叩きを持つように握るウエスタングリップもありますが、それが出来ず、フォアとバックの切り替えが上手くいきません。
遊びでやるバトミントンでは、多いと思いますが、試合ではめったに使いません。

 

そして、一度間違った握り方で覚えてしまうとなかなか直らないのがこのグリップです。正しい効果的な指導を受けられなかった為に、後々苦労する選手がたくさんいるので、最初の段階でしっかり教えてあげることが大切です。

 

何より、小さな子供たちは真似をすることが大好きで、それによって技術を身につけていきます。バトミントンで最初に出会うこの時期に出来るだけいいプレーを見せることは、上達する為のポイントです。

 

なお、グリップと同時に覚えておかないといけないのがリストスタンドです。ラケットで軽いシャトルを打つので、手首の使い方はとても大事です。

 

握った状態で、手首を親指の方向へ曲げ、自分の方へラケットを引きつけるような感じです。親御さんや指導者の方はぜひ見本を見せながら指導していきましょう。

 

TOPページ

TOPへ